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シアトル在住 不動産屋の日常あれこれ

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Mariko Mitsui

Author:Mariko Mitsui
東京出身。ご縁があってアメリカ・シアトルにて不動産仲介業を経営、雇われ社長ですが雑用もこなします。在米14年。親業はまだ数年。息子二人、柴犬二匹、夫とシアトル郊外にて在住。

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9回裏、2アウト、満塁、バッター4番!

ご無沙汰していました。


先日の日記から大分経ってしまいましたが、その後が気になっている方・・・はもう待ちくたびれていないかもしれませんが(笑)、あの後、いきなりボールがこちらへ飛んできて(そう、「飛んで」きたのです。)なんと、今度はこちら側で処理しなくてはいけない問題が山積になりました。


というのも、考えられないのが、お客様のLenderが契約書に書いてある購入金額を、間違えて取り、数万ドルも低い金額で全ての書類を申請していることが発覚。


どういうことかと申し上げますと、まず、アプライザル(査定申請)のやり直し、すなわち、ローン申請自体のし直しを余儀なくされる、ということです。


お客様の奥様は「あら、安く買えるのかしら!?」なんてぬか喜びしていましたが、実はその逆で、査定額が正しい金額より下だとやっかいなのです。なぜかというと、その分の開きを現金で穴埋めしなくてはいけないのでした・・・。


大体どこで間違えたんだ!?と原因を追究するも、こちらからは正しい数字を出しているし、タイトル会社、Escrowなども同じ金額を見ていたにも関わらず、Lenderのみが違う数字・・。最後のローン書類でEscrowが見つけた、というお粗末なものです。


お客様が選んできたLenderとはいえ、この不手際にはお客様も閉口。しかもこのLenderは実は遠い東海岸にいたので、とにかく連絡を取るのも大変。こちらの午後2時には窓口が閉まってしまうので、何か問題がわかっても、時間がなくてすぐに翌日へ持ち越しです。


こんなことが相手側にばれたらそれこそ大変。こういう余計なことは騒ぎが収まるまで言わない方が互いの身のためです。私が豪語していた「大丈夫!」、というハッタリも危うくなってきました。


もうだめか・・・と思っていたら、お客さん本人から一本の電話。何とかその差額を穴埋めできる、とのこと!よっし!前進!と思いきや、ところが当のLenderが渋い顔。やっぱり査定額を低く出してしまったため、もう一度審査に掛けなくてはいけないかもしれない、とぐずりだしました。もう、最悪の展開です。


これぞ、9回裏、2アウト、満塁、バッター4番・・・。打たれたら一貫の終わりです。


そこで、担当者へ一本電話を入れました。当然、追われている身なので電話に出ません。こういうときは、Lenderはお得意の雲隠れをします。バケーションとか、さっきまで電話取ってたでしょう!?と急に決まっちゃうLenderもいます・・。(うん、うん。<<とこれはアシスタントの塚本がうなずいています、きっと。)


「大体、他の皆が○×△,000ドルで認識しているのに、あなたがたの読み取り違いで起こったこと。うちのBuyerが穴埋めできなかったらどうしていたおつもりですか?それらを踏まえて、よーく考えていただきたく、明日の手配に是が非でも間に合わせてください。」


と留守電に長いメッセージを残したら、その数時間後にころっと手のひらを返し、再申請なしで特別承認してもらえた、とEscrowより電話が入りました。


居留守使ってたなぁ~っ!と思いましたが、何気に自分たちのミスを認めてくれ、結果を出してくれたのでうれしかったです。しかし、その後にも小さなミスが次々と発覚しましたが、もうそれはこちらサイドで問題がない限り、無視することに。


やっぱりHouse Lender(自分の取引先のLender)ってすごいんだなぁと思いました。絶対にこんなミスはしないし、クロージングには遅れたことがないし・・・。いつもすごい神経を使ってやってくれていたことなんだと改めて感謝しました。


そんなこんなで無事にクローズがオンタイムですることができ、Sellerさんも引越しが出来ました。鍵をもらいに彼女へ会いにいったのですが、


「何度も電話をしてごめんなさい。でも一連の騒ぎで病気になるかと思った・・・!」


とオチャメなジョーク。でも、冗談ではなくて半分本当に病気になりかけたかもしれません。なぜか相手のお客様ですが、もう大丈夫ですよ、といって二人で抱きあいました(笑)。


久しぶりのドキドキクロージングでしたが、やっぱりLenderさんって取引の有終の美を飾るわけで、こういうときはとても重要なポジションだと思いました。


さて、来月。今度は私たちが売る側の取引がクローズします。こんなギリギリになってヤキモキしないよう、今から相手側のLenderさんをつっついておこうと思いました。


はぁ~明日はわが身ですね。くわばら、くわばら・・・。 


夫の両親が1ヶ月滞在してくれ、身の回りの世話から息子の世話まで!何から何まで甘えてお世話になってしまいました。その間、Blogの更新も出来なかったほど、仕事にも没頭させていただき、あっという間に帰っていきました。


というわけで、こちらはいつでも、9回裏、2アウト、満塁の、しかも終わりのないゲームみたいな生活です。また親子3人+犬2匹でがんばっていきたいと思います・・・。

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【2007/03/30 16:21】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
今回は外野側

今日は朝からShowingがあり、帰ってきてEメールを広げてびっくり。


途中、何度もアシスタントから連絡があり、かなりオフィスでは緊急なことが繰り広げられているのは知っていたのですが、どうしようもないことだったので、経過を見守るばかり。


というのも、今日、ローンの書類が届かないとクローズできない物件があり、が、しかし、こちらはどちらかといえば外野側で余裕があり、逆の売主側はもう、妄想だけでパニック状態。


引越し業者は手配しちゃったわ、お金は必要だわ・・・。はい、わかります。私も逆の立場だったらいてもたってもいられません。


そして私の携帯にほぼ、10分置きに電話があり、同じ番号なので仕方なく出たら、


「どういうことなんですかっ!!!!!!!」


とまくし立てる始末・・・。私はお客さんの前で取るんじゃなかったと後悔しつつ、とにかくその場を押さえようと、


「こちらとしても先週から連絡を取っていて、ホント、参っているんですよ。どう申し上げたらいいのか、コントロールが出来ずに私たちも遺憾に思います・・・。」


などと平謝りを並べていると、一緒にいたお客さんが会話を聞いていたらしく、


「大変なんですね・・・。」


と一言。それからは火の海の向こうには申し訳ありませんが、携帯をオフにさせていただきました。


でも、こういうとき、一緒にパニックになるとだめになるものです。きっと今頃、Sellerさんは寝られない夜を過ごしているかもしれませんが、明日、例の代替作戦がうまくいけば成功するし、だめだったら・・・だめになることはないとして、成功を祈るのみです。


向こうのエージェントには、


「明日、シアトル時間の6時から東へ連絡するから、大丈夫です。絶対にクロージングは間に合わせますから!」←根拠のない自信。


授乳時間が仕事に役に立つとは思いませんでした(笑)。

【2007/03/20 16:32】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
不動産売却大成功の秘訣

今日は朝から久しぶりのセミナーでした。しばらくお休みをしていたので、参加者はどうかなぁ~と心配していましたが、新しいお客様が数名と、毎回出席してくださるお客様や、なんと義理の父も参加してくれ(笑)、少人数ながら和気藹々のセミナーとなりました。


このセミナーでは実は私が学ぶことが多く、普段、お客様が疑問に思っているところが色々な視点から伺えます。


それから、まだまだ苦手なプレゼンテーションの勉強の場でもあり、最初は余裕がなくて一人で喋り捲って終わってしまったりと反省ばかりでしたが、最近はお客さんとのキャッチボールも楽しめるようになりました。それでも、まだまだだなぁ~と思うこともしばしば。


それは皆さんのお顔を拝見していると必然とわかるんですね。頭の上に「??」が見えてくるんです・・・。で、前はそれが見えると怖くて、どんどんしゃべってしまい、悪循環。今はピタッと止めて、「何か質問はありますか?」と切り返し、その場でなるべく解決してあげられるよう、努めています。ま、?マークがなるべく出ないようにお話を進めなくてはいけないのですが・・。


ただ、どうしてもタイムマネージメントが出来ません・・・。あれもこれもと内容がまだ多すぎるのかな。大体、30分くらいはいつもオーバーしちゃいます。気をつけないと。


今日は最後に、「オファーが複数来たときにどうするか?」という設定をし、出席者の方にチームになっていただき、正しい答えを一緒に考えてもらうことも初めて試みました。


予め、条件が少しずつ違う3つのオファーを用意し、裏技なども含め、普段私たちがどうやっていいオファーを選んでいるかを想定してもらい、最後にはそのからくりを惜しみなく披露しました。


優勝チームにはスターバックスの商品券を差し上げます!とその場で思いついたのですが、結構、皆さん、プロ顔負けの鋭い視点をついてきて、何だかんだと皆さんが正解!というわけで、参加者全員に当たっちゃいました。


でも、一番ストレートな答えを言ったのは、実はうちの義理父。


「このオファーのBuyerさんが一番、この家を欲しそう。」


と思わず図星を突いています(笑)。まさにオファーってそうなんです。書いた人の心が見え隠れするんですね。それをいかに正確に読み取るかも鍵となります。ですから、金額が高ければいいオファー、ということではなく、大事なのはそのBuyerさんが本当にその物件を欲しいかどうか。その気持ちが強いほど、本物のオファーとなるわけです。お父さん、すごい!


初めて参加していただいた皆さん、いかがでしたでしょうか。いつもいつも参加してくださる方々、本当にありがとうございます。


また、皆さんが楽しめるようなトピックでがんばりたいと思います。アイデア募集中!です。よろしくお願いします。

【2007/03/18 23:28】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
色々やること

ご無沙汰していました。


最近、子供を寝かしつけながら一緒に寝てしまう・・というパターンが多く、気がつくと夜中の2-3時。それから仕事のメールをチェックして、仕事をして朝の4-5時。寝ようかなぁ~と思ったら、息子が起きて、寝かしつけるまで1時間・・・。そして、朝が来る・・・というパターンが多く、中々こちらへ集中できる時間がありませんでした。


最近、思うのですが・・・


どうしてやることがこうも多いのか?忙しいのはいいのですが、有意義に過ごしているか?と思うと、とても疑問です。子供が出来たから仕方ない、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、本人としては実は、子育てはあまり苦に思ったことはなく(今だけ!?)それ以前の問題のような気がします。


要はタイムマネージメントなんですね。


どちらにしても、義理の両親に今は甘えてしまっており、すっかりこの生活が普通に思えてきて、再来週帰られたら、一体どんな生活が待っているのだろう?親子3人+犬2匹で暮らしていけるのか、心配になるほどです。


夫が、両親が来ている間、普段出来ないことをやっておいたほうがいい、ということで色々と忙しくしていましたが、あまりにも甘えすぎているので最近は反省。昨日は友人を呼んで両親にマッサージをプレゼントし(ちゃっかり私までしてもらいましたが!)、その後、皆で中華を食べに行きました。友人曰く、ご両親、相当全体が凝っていたとのこと・・・。ホント、お母さん、お父さん、ごめんなさい!


最近の息子はというと、すっかり大きくなり、首が据わって今は何より「手」が大好きです。入れすぎてよく吐いています。あまり学習能力があるとは思えません。


どのくらいか、この写真を見ると結構全体的にわかるもんだなぁ~と思います。普段の写真は近すぎて、大きくなったのかよくわからないのが多いので、こういう撮り方はある意味、発見ですね。



こうやって一人で本など読んでおとなしくしてくれるまで、後どのくらい掛かるのでしょうか・・・(涙)。



Kensei0307.jpg






それにしても、何だかんだと産まれてからもう100日が過ぎ、先日は急遽、近所の友人らをお呼びし、お食い初めをしました。頭つきの鯛がなかったので、「ロックフィッシュ」という大きな魚を焼いて、平らげました。(大人たちが、です。)



IMGP1588.jpg




この魚、結構おいしかったですよ。日本ではなんと言うのでしょうか?と魚に詳しいはずの夫さえも知らないようです。どなたかご存知でしたら教えて下さい。


来週からはまた他州からのお客様がいらっしゃるとのことで、今日は義理の父と一緒に物件下見。一歩家に入っただけで、「こりゃだめだ。」というものから、到着するとShowingの嵐で車一杯になっている大入り物件まで。結局、こうしてみると、リストの半分以上は消えてしまいました。


でも、父に聞くと、やっぱりいい物件と思えるのは万国共通のようで、素人の目がいかに大事か、改めて勉強させられました。


どうしても見ていただきたい家がありますが、来週空港から直行したとして、その場でオファーを書くか、決めなくてはならないほどです。全てを見てからここ!と出来ないのが厳しいところ・・・。


いやはや、不動産不況はどこ吹く風やら、という感じです。


どうか滞在中にいい物件が上がってくることを祈るのみです。

【2007/03/18 15:15】 | Private | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
親孝行

先週から、夫の両親が滞在し、1週間が過ぎました。


こちらとしては、もう一週間?とあと3週間弱もいてくれるのに、何だか帰国が間近に迫ってくる感じがします。


最近、益々目が離せなくなってきた息子をずっとあやしてくれ、その間、仕事が出来るというのはなんという至福でしょうか。また、面倒だけでなく、お父さんは家の周りの掃除や芝刈り、犬の散歩、お母さんは毎度毎度の食事の支度で、実の母親が来たときより甘えてしまっています。


それを私の母親に電話で話すと、


「涙が出てくるくらい、義お母さんが可愛そう・・・。」


といきなり私が悪者扱い~!そうですよね、実の娘ではないんだから、気を遣っているのは当たり前です。


というわけで、お昼は私が用意することにし(昼だけっ!?)、仕事の時間が空いたら、気分転換に皆で外出することにしました。


そして昨日は、義母とネイルサロンへ。


妊娠中は足に手が届かず、何度か爪を切るついでにきれいにしてもらったり、マッサージで足のむくみを取ってもらったりと一石二鳥だったのですが、息子が産まれてからずっと行けずにいた足は、とんでもないことになっており、ちょうど行きたかったところでした。


義母もひざが痛い、とのことだったので近所のサロンへ行くことに。


お義母さんには足マッサージ屋さんとうそをいって連れて行きましたが、ネイルサロンだとわかると、思わず後ずさり。


「私、こういうの、したことないから、いいわ・・・。まりこさんだけやってくださいよ。私、ここで待ってます。」


「お母さん、ネイルサロンって日本みたいにここは気取ってないんですよ。気軽に誰でも来られるように、ほら、店内もあまりおしゃれじゃないし(笑)、何と言っても安いんですよ!」と庶民的をアピール。


でも・・・と躊躇する義母をフットスパへ座らせ、足をお湯に付けさせると、


「きもちいね~。」


背中についているマッサージチェアでリラックスし、後は爪をきれいにしてもらって、思わずウトウトしているお母さんを見て私も安心。


靴下を履くのがもったいない、と言ってくれるほど、帰ったらいきなり靴下を脱いで、お義父さんに足を見せている、キュートなお義母さんでした。


今までお店をやっていて、ずっと働いてきたお義父さんとお義母さん。先月、やっとリタイヤできたのに、今度はいきなり孫の面倒と、嫁、息子の面倒に追われて、やっぱり可愛そうですね。


私の母も1週間で参ったくらいですから(笑)、今週末はリタイヤしたお祝いとして、家族でお祝いしてあげようと思いました。


その提案を夫に相談すると・・・


「え~!なんでぇ?別にいいじゃん、そんなこと。」


夫も両親の前ではまだまだ子供です。

【2007/03/08 23:30】 | Private | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
実績の凝縮

とうとうオフィス内の改築工事が始まりました。


2年前にオフィススペースが倍になり、さぞかし個室も増えて快適に・・・と思いきや、蓋を開けてみると、何だか無駄なスペースが多く、個室が以前の狭かったオフィスより更に激減。憧れの個室は本当に一握りのトップエージェントしか持てなくなっていました。


当然、私なんかはそんな権利はなく、今はもう一人のエージェントと個室をシェアしています。


当初の予定ではエージェントも今までの倍増やす、ということでしたが、リクルートはしているもの、あまりの出入りの早さに埋める間もなく、ブルペン(新人用ブース)はいつもガラガラ。


そして、支店長が考えたのが、弊社にEscrowオフィスを構えることとなり、そのため、今度はいきなりエージェント一人頭の専有面積が圧迫される始末・・。


全く何のための引越しだったのかと思うほど、今度は他のエージェントが個室へ押しやられている始末です。


私の部屋も本当は3人部屋でそれを2人で使っているものですから、恰好の標的となり、何度か危うくスポットを取られそうになりましたが、どうにかとどまることができました。アシスタントには隣の席に荷物を常に置いてもらい、狭くて私と接近しているというのをアピール。


しかし、何度かManagerのチェックにより、あまりに私の荷物が多いので処分するように、と通告があったとのことでした。


仕方なく、今までのファイルをやっと処分することに。個人的な書類は取っておかなくてはいけないのですが、タイトルレポートやその他、諸々の書類をこの際思い切って処分。人の背丈×2人分は軽くある書類が処分されました。


そして残ったファイルを自宅へ持ち帰ると、3年分で長い箱に3箱ちょっと。何だかオフィスで積まれていたときは、5-6箱あったのですが、思わずこれが私の実績か、とまだまだだなぁと思いました。


本当に大変だった契約はファイルがボロボロになっていたり、何度もやり直して分厚くなっていたり・・・。今でも何か困ったことがあると、「あのとき、どうしたんだっけな~?」と手引きにもなっていました。


アシスタントがいない最初の頃は、このファイルを片身離さず、毎日持ち歩いていたわけで、当時の頃を思いだすと、何だか愛着さえ沸いています。


こうして、色々なお客さんにご縁あって育ててきてもらったんだなぁと思うと、感謝せざるを得ません。これからも初心忘れず、がんばっていこうと思った、ファイル整理でした。

【2007/03/07 23:23】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
恐怖のContingency

契約中、ステップごとに何度かキャンセルを出来るタイミングがあります。


主にBuyerさん側が多いのですが、Contingencyといって法的理由があれば、預けた手付金は戻されて契約から開放される、という特典みたいなものです。


一番大きなContingencyはインスペクション、建物の異常が見つかればキャンセルできることと、それからファイナンスが通らなかった場合もあります。それらの切り札を使い切ってしまうと、手付金を諦めなくてはいけない状況に陥ることもあります。


今日は逆の立場で、契約中のとある売り物件のContingencyが切れる日。


自分がリスティングエージェントのときは、この期限日がとっても憂鬱です。


朝から電話がなると、相手エージェントじゃないかとビクビクし、着信番号を凝視してしまうほど・・・。たまたまオフィスへ寄る時間があったので、アシスタントに何か連絡あった?と聞くと、


「まだ何もありません~。怖いですよ~、まりさん。電話がなるたびにびくってしますわ。」


アシスタントも同じく、ドキドキしてたとのことでした。


結構、二人とも小心者です(笑)。夜の9時までに連絡がなければ、相手側は切り札を使い切ることになります。


かといってこれから9時までそわそわしていても仕方ないので、思い切って受話器を握ります。


「ま、まりさん、自爆ですか?」


「ま、ょうがないでしょ?何かあるときは、どうしてもあるもの。こればかりはコントロールできないんだから。二人でビクビクして待つより、今、白黒はっきりしたほうがいいでしょう?」


と相手側に連絡。でも、受話器を握る手はいつもより強い・・・。


「どうも~!JLSのまりこです。元気ですか?」と明るく振舞います。


「今日でContingencyが切れますが、Buyerさんのお気持ちに変わりはありませんか?」


「うん、大丈夫だよ。」


ほっ。思わず、アシスタントにOKサインを出します。にこっとほころぶ塚本。


受話器を切って思わず二人で、よかった~と安堵しました。


「ね、嫌なことは早く済ませちゃったほうがいいでしょう?」


なんてね。立場が逆のBuyerエージェントだと、やはりこのContingency期限近くになると相手側から電話を頂きます。やっぱり皆、ドキドキしながら掛けているんだろうなぁと。


こんなドキドキな場面を何度か通り越して、やっと契約がクローズするときは喜びも一入。


でもって、クローズ前にひっくり返ったりしても、ま、こんなもんさ、と思えるようになりました。


アシスタントは未だ、こういった悲劇に会うと、大ショックを隠せないようです・・。ま、そんな彼女を見ていると、なぜだか不幸中なのに、成長を見れているようでうれしくなっちゃう、変な上司です。

【2007/03/06 23:56】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
フィードバック

売り物件を担当しているエージェントをこちらでは「リスティングエージェント」といいます。


そのリスティングエージェントから、週明けは嵐のようにフィードバックといって、週末に見た物件の感想を聞かれます。一度に7-8件、しかも違うお客様と廻るわけで、それを思い出すのも一苦労なときがあります。


最近はEメールでの問い合わせが多いので助かりますが、電話だと???・・・。まず、住所を言われても、同じエリアを廻るのでどんな家だったかわからない、値段?同じような値段を見ているのは当たり前なのでそれを言われてもイマイチ、ピンと来ません。


一番わかりやすいのは、やはり物件の特徴です。緑の家とか、近くに○×があった、などなど。


本当に何を言われても思い出せない物件も中にはあるわけで、そうなってくると申し訳ないと思いつつ、こちらも適当な理由を言ってごまかしてしまいます。とにかく、私のお客さんは気に入らなかったんですから仕方ありません・・・。


というわけで、アシスタントにはこのフィードバックはEメールと電話でしていただくよう、お願いしています。


なぜ、フィードバックが大事か、これは今後のマーケティングの方向性にも影響してくるからです。プロの意見ですから、率直な部分が聞けます。ですので、とっても大事な仕事なんですね。


先日、私が訪れた物件で、どうしてもSellerさんが売りたいという物件があり、売れない原因はなぜか、という問い合わせがあったので、値段が高いとお答えしました。


そしたら、妥当な値段は?と聞かれたので、今の価格より25K(300万円)も低く書いてみたところ、なんと先方と打診してくれたらしく、OK!の返事をいただくことに・・・!


まさかとは思ったのですが、お客さんに言ったらびっくりしていました。


同じコミュニティ内では25Kも高く載っているところが現在売れており、数字上ではかなりお買い得に。でも色々と考えてみると、やはり値引きだけでは計れない部分もあり、まだお客様は思案中です。


というわけで、逆の立場ながらフィードバックはどんなチャンスにも転がりえることを再確認しました。

【2007/03/05 23:07】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
寝言

今朝、起きてとなりにいる息子に、


「いやぁ、そのHome Owner Due(管理費)は高いよね~。」


と真顔で話しかけてしまいました。自分でもなんでそんなことを言い出したかわかりませんが、息子は私が何を話しかけても笑ってくれるので、何だかバツが悪かったです。


でもお客さんに赤ちゃん言葉で話しかけちゃうよりはずっとましですね。いつかやるんじゃないかと思っているので、子供には案外普通に話しかけています。


だから、「か○くりテレビ」に出てくるような少年が増えているのでしょうか。


「お母さん、降り止まない雨はないんやで。」


っていつか息子に言われて、うなずく私が容易に今から想像できてしまいます・・・。


どうか、お父さんとお母さんよりは賢く育ってください。

【2007/03/04 16:28】 | Private | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
fufufuのジャガー

今日も連絡がない、ということは来週明けまで入院が決定した私の車。


今借りている車は、ファミリーカーのバン。使いやすくてまさにお子さんがいる家族にはもってこいの車だということは身に染みて体験できたのですが、イマイチ、大きな車が苦手なので自分としっくりこない、とまだ往生際の悪いことを思っている私がいます。


で毎日、レンタカー屋さんから


「昨日の車の乗り心地はどうでしたか?」「その車でハッピーになってきました?」


とカスタマーサービス一番!とうたう営業マンからお電話をいただきます。その都度、つたないお返事をしていたら、なんと!


「ジャガーが戻ってきました。乗ります?」


はい、30分以内に取りに行きます、とワクワクしながら交換しにいきました。


うわぁ~憧れのジャガー!しかも代金はディーラー持ちなので、こんなことでもないと乗れません。


早速乗り込むと、前の人が合わせていたFMからは、クラッシックが流れてきて、一気に高級感を引き立てます。そっか、毎日セカセカしている私にはこういった音楽を聞けば落ち着くんだなぁと思った瞬間でもありました。


そして、肝心な乗り心地はというと、思ったよりもドシっと重く、吹き上がりが上品、落ち着いて乗る車でした。(当たり前ですが。)フリーウェイでアクセルを全開にしても、ぐあぁ~っと加速、そして波に乗るととても静かな振りになります。はい、加速終わりました、みたいな。


私の車はまだ青二才みたいな、元気のある車なのでイマイチ、反応があれ?と思ってしまい、やっぱり私には相応ではないなぁと、というか、心配しなくても一生乗れませんから大丈夫です、と自分でつっこみ、慰めました。


でもおかげで週末のShowingに間に合ってよかったです。今となってはもっと入院してもらっていて構わないんですが・・・ね。


でも、生きているうちに乗ってみたい車がいくつかあるわけで、別に死ぬ思いをしてまで買わなくても、こうしてレンタカーが出来るんだなぁと思いました。


次はポルシェに乗ってみたいですね。で、ゆくゆくはフェラーリなんかもおもしろそうです。


もう、何回でもインスペクション、預けちゃいます。

【2007/03/02 23:19】 | Private | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
息子の力、孫の力

今日、夫の両親が日本から遊びに来てくれました。


空港の荷物引き取りのところで待ち合わせをしていると、思わず目を疑いました。


たった二人でスーツケースが4つ、それプラス大きなダンボール箱が1つ。


「お、お父さん・・・・その荷物はどうしたんですか!?」


1ヶ月近くの滞在とはいえ、ありえない量に驚きを隠せませんでした。これを全てチェックインして持ってきただなんて。思わず、車に入るか、計算してしまいました。


実は私が知らないうちに、夫が自分のものや、子供のものなどを色々と実家へ送っていたらしく、それらを全て持ってきてくれたとのことでした。


しかも、ダンボールに入っていたのは・・・なんと、初節句のかぶとだったときには驚きました。


これぞ、息子の力、孫の力です。お父さん、お母さん、ありがとうございました。


IMGP1513.jpg


お漬物、佃煮、雑誌、本、焼酎、お菓子、米麹、あじの干物、塩じゃけ、ししゃも・・・へ!?ししゃも!?



IMGP1515.jpg
ダンボールから開けた時には、かぶとの角が取れていましたが、無事に装着。


 

【2007/03/01 22:58】 | Private | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑

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