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シアトル在住 不動産屋の日常あれこれ

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Mariko Mitsui

Author:Mariko Mitsui
東京出身。ご縁があってアメリカ・シアトルにて不動産仲介業を経営、雇われ社長ですが雑用もこなします。在米14年。親業はまだ数年。息子二人、柴犬二匹、夫とシアトル郊外にて在住。

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不動産屋の七つ道具

無理矢理7つ?集めてみましたが、普段私たちが必ず持っているものをご紹介します。


1.携帯電話


不動産屋のお仕事ははっきり言って「おしゃべり」です。ほっんと~に一日中、よ~~くしゃべります。家に帰ってもしゃべります(笑)。しかし、このパタパタ折り込む機種は、あまりにやりすぎると、この「く」の部分が壊れてしまうんですね。上下、それぞれ3回くらい部品を取り替えています・・。


ちなみにこのアクセサリーも実は多大な役割をしており、ゴソゴソとかばんの中から引っ張り出すには最適!心なしか、皆クタクタです・・。弟からお守りにともらった、某コンピュータ会社の10年前に大ブレイクしたマスコット(歳がばれますね)、お客さんからもらった柴犬のストラップ、下町らしいビードロ風ガラスのストラップ・・・と日本風味満載。どうしてアメリカではこのストラップ文化が発達しないのか、不思議ですね~。


 2.MLSキー(MLS Key Box & Key)


アメリカの皆さんにはお馴染みかもしれませんが、これはMLSキーといって売り出し物件を拝見する際、不在でも、鍵をこのボックスの中から引き出して家を拝見できるという、優れものです。こちらでいう、不動産協会みたいなところが管理、全ての有資格者エージェントには、この黒いキーパットを持ち、開ける時は私の暗証番号と照合、中の鍵を取り出します。実はセキュリティにも大活躍で、サインを見て業者に鍵を開けてもらったり、売主さんに開けてもらう手間が省け、不動産エージェントでしたら誰でもアクセスできます。また、どこのエージェントがいつ、何時何分に訪れたことも最近は認識できるようになりました。


しかし、これがあるからといって、突然訪れるわけでもなく、きちんとアポイントを取って行く場合も。そうすると、売主さんはこのボックスを外におき、安心して外出してくれます。毎回オーナーさんやエージェントさんに出迎えて色々な説明をされるよりも、何時から何時までの間に適当に行きます~とメッセージを残すだけで、留守の間、じっくりと見ることができ、とても素晴らしいシステムだと思いました。日本にもこういうシステムが浸透すれば、中古市場も少しは活発になるのでは!?


 3.車

当たり前ですけど、車も大事な商売道具です。ほぼ車の中で過ごしているといっても過言ではなく、なぜか結構生活感のある空間にすぐなってしまっています・・・。また壊れると、本当の意味で足がなくなり、商売に大影響。ということでことごとくレッカーされていた中古車を潔く?売り払って人生で初の新車を手に入れてしまいました。ちょっと無理したなかな~と最初はドキドキでしたが、この安心感は何にも代えられません。何てったって今は、何かあったときにSOSボタンというものがあって、それを押せばどこでも駆けつけてくれる(はず)とのこと。あ~(ため息)前の車で本当に欲しかったときが何度あったことか!たまに押して操作するか試してくださいねと言われつつも、何となく火災報知器の非常ボタンを押すような感じがして、未だ使っていません。ていうか、使うような状況にはなりたくないと思いつつ、押してみたいという気持ちが交差・・・。と思いながら、お試し期間の1年契約が過ぎて満期となり、使いこなせず終わりそう・・・。これにトリプルA(JAFみたいなもの)の会員だったら、もう鬼に金棒です。


4.GPSナビゲーションシステム


日本から見たら、「なんじゃそれ?!」って思うかもしれませんが、まだまだアメリカではGPSシステムが発達していなく、オプションでは20-30万円(2000~3000ドル前後)もする代物です。新車の際、今度こそは内臓と考えましたが、やはり値段を見て断念。しかも、機能的にも渋滞情報があるわけでなし、この小さな簡易GPSは7万円ほどで2年前に購入。思ったよりも威力を発揮しており、ずっと愛用しています。シュガレットライターのソケット電源で簡単装備。旅先のレンタカーにも持って行けます。色気のない、そっけない案内に、稀に(というか、かなり頻繁に!?)すんごい所へ連れて行かれるところが玉に瑕ですが(飛行機に乗り遅れそうになったことも!)、方向音痴の私にとってはなくてはならない存在です。しかし、これによって方向音痴度はますます悪化をたどる一方・・。ちなみにDVDを買えば、世界中、どこのマップも手に入れることが出来ます。目指せ!ワールドワイドリアルター!


5.名刺(Business Card)


この辺りになってくるとかなり苦しくなってきますが、あと数アイテム、がんばっていきましょう!


しかし、この名刺。まぁ、営業の命ですので常備持参なのですが、実は、先のMLSキーで開けた家を観た場合、この名刺を置いていくことがルールとなっています。実は人に配るよりも、それで消耗することの方が多いです。ちなみに去年は500枚入った1箱をほぼ使い切っており、その中で100枚は人様にお配りしたとしても、400件分は家を観たということになりますでしょうか。今年も実はとっくに500枚の一箱は無くなっています。でも、テーブルに置かれたカードの面子を見ては、お互いに「お、奴が来たな~」とか、「この間カード見たよ。そうそう、あの家どう思う?」と同僚に突然聞かれたりすることも。一応働いている足跡にはなるのかも・・・!


6.メジャー&方位磁石


お客さんと廻っていると、ここの幅って何センチくらい?って聞かれることがあります。私も実はこのインチというのにイマイチ、ピンと来なくてこのメジャーには大変お世話になっています。表がインチ、裏がセンチなのでアメリカ人、日本人両方のお客様のときにも大活躍。これは大事なお客様に頂いた物で大のお気に入りです。このほかに方位磁石、これも実は必須。特にシアトルは曇りや雨が多いので、太陽を探すのが難しく、風水等、方位を重視するお客様にはとても役に立ちます。


 


7.ハンマー&ステイプルガン&懐中電灯


不動産業者=華やかなお仕事とお思いの方も多いことでしょう。いやいや、とんでもございません。時にはハンマーを持って道路で怪しく看板を立てていたり、ステイプルガンといって、大きなホッチキスみたいな歯の入ったエアガンを掲げ、SOLDサインを打ってみたりと、ガテン系のお仕事もさせていただいております。先日は訪れたお客さん宅で突然水漏れ。キッチンシンクの下へもぐりこみ、その場で原因を突き止めて、応急処置をしてしまいました・・。場合によっては家の床下だって降りちゃいます。家のことなら何でもあーれの不動産屋さんを目指して、これからもがんばりま~す。

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【2005/08/30 14:22】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
どんな家にも暖があります。

やっと自宅の外壁が塗り終え、思わず毎回振り返るほど、見違えました。”振り返る”というのは、やはり最初は違和感があり不安も過ぎったのですが、そのうち段々と馴染んできて、あぁ、塗り替えてよかったなぁという喜びに変わり、帰路に着くたび、新しい家を買ったみたいで(笑)今は楽しいものです。


一番ほっとしたのは、近所の人。特に隣の人は偉く喜んでいました・・・。(そんなに前の色が×だったのかな!?)何となく周りに認めてもらえた気分がこれまたうれしいですね。何せこの通りでは私は新米なので、その喜びは倍増です。


塗れるものは全部やりましょう!ということで、庭のフェンスにも着手。これにも近所の人が寄ってきて、サンプルを見ては「うーん、ちょっと濃いんじゃない?」とか「大通りにある、ある家のフェンスがいい色でさ、いつも気になっていたから、明日、立ち寄って色を聞いてくるよ。」などなど、多分、私がわかっていないのでは!?という不安が大いに含まれてるかと思いますが、その優しさにも感動。また、少し何かするだけで、こんなに家への愛着が変わるものかと、我ながら驚いています。


というわけで、歌手ではありませんが、経験をしないと、心を打ついい詩が書けない(かのStingはこれを否定していましたが)のと一緒で、そういう気持ちが分かると、売主さんの気持ちも、もっとわかるようになるものです。


実は珍しくも今の時期、長期売り出しを強いられているこの物件。長期といっても1ヶ月半ですが、今年お手伝いさせていただいた物件の中では、かなり長いほうなので、やはり焦ります。場所、値段も文句なしのはずが、ちょっとした通りの脇なのと、20年以上も賃貸に出されていたため、多少のコンディションが目立つのが一番の理由。値段も誰もが届くような値段帯ではないですし、やはりどんなBuyerさんでも、見た目の状態から、色々な妄想が始まるのでしょうか。すぐにそっぽを向かれてしまいます。


それを打ち払うべく、先日終えたばかりの風水のセミナーも早速取り入れ、まずはきれいに!をモットーに、庭掃除から新しいカーペットのインストール、窓拭き、水周りの掃除を強化、電球の入れ替え、インテリアの設置やり直し、御祓い、プロの写真撮影等、出来る限りのことをやらせていただきました。


そうすると、どうでしょう。その後直ぐにオファーが来たのです。しかし、喜んだのもつかの間、インスペクションで予想したほどの悪い結果が出なかったもの、やはり細かいところで20年以上、メンテナンスされていなかったところを指摘され、今日、敢え無く購入を断念されました。夏に売り切ろう!と張り切っていましたが、もうここまで来ると、秋に向けてじっくりと良いお客さんに巡りあえるのを待つのみでしょうか。まさにご縁を待っている状態です。


でも、散々なInspectionレポート。あれではBuyerさんも縮み上がるのも当然です。しかし、何度か読み返してみると、そんなに大した問題でないことを大げさに書いてあるところもあるんですね。私のInspectorだったら、こんな言い方はしないだろうなぁ~みたいな。最初は私でさえもそれを読んだだけで、両手は飛ぶかなと思った費用が、今朝、それらを大工屋さんと見直して、「なーんだ、これはこう直せばいいんじゃない?」とか、どんどん消去式で落としていくと、最後は一握りの問題のみに。見積もりも出したら、片手以内に収まり、もっとがんばって指2~3本までにしようということになりました。(すみません、大工さん!)


後は10人のInspectorが見たら10通りのレポートが上がってきますから、次の結果を待ち再度指摘されたところを重点に考えることに。


早速問い合わせがあっても、素直に相手のエージェントにその欠陥を伝え(法律で、欠陥を知った場合には、告知する義務があるのです)。それに対して、こう対処することも伝えると、返って相手のエージェントにも感謝されました。やっぱりありのままの状態を知っていただいた上で、こちらもある程度譲歩をし、それでも欲しいといっていただける方に売りたいなぁと。今度こそは頑張って売らないと!


私の中でも何度か足を運ぶうちに、最初は欠点ばかり目立っていた家も、今となれば愛着も沸いて来て、結構いい家なんだよなぁと思えるほどに。多分、そのレポートを見て、今までは「どんなことが起きているんだろう!?」と不安だったことも拭い去られ、どう対処すべくか、先が見えてきたので、今度は家そのものを、素直に目を向けることが出来たのかもしれません。


以前はお子さんも居たご家族が住んでいたとのこと。きっとここでたくさん楽しい思い出を作っていっただろうなぁと、その幸せを、新しいお客様にもどう相手に描いてもらえるかが、この家を売る鍵かもしれません。


また、たまに私がご案内していて、「ちょっと止めておいたほうがいいのでは?」と思った物件でも、お客様がどうしても!というときがあり、悩むことがあります。でも、そのときにどんな問題があるかを正確に把握し、それに対してどう対処すべきか、それをしてもお客様が困らないか等、色々と判断した上で委ねるのも悪くないんだなぁと思えるようになりました。


毎回、お手伝いさせていただくごとに、どんな細かいことでも1つずつ、新しいことを学びます。これはどんなに長く経験されたトップエージェントでもそうらしく、それがこの仕事の魅力なのだとか。私はまだまだ魅力に思えるほど余裕がないかもしれませんが、少なくとも今までの経験と知識が、気持ちを楽にしてくれるようになりました。それを楽しめるようになってナンボなんでしょうかね。腕組み写真のエージェントまではまだ遠し。


ところでしつこいようですが、宇和島屋さんまで3分、Trail(散歩道)は道を渡ってすぐ向かい、学区は最高のこちらの物件、今好評売り出し中です。これを読んで物件を紹介してくださった方には、その方が実際に中を見て、ご興味がなかったとしても、もれなくスターバックスの商品券をプレゼントします。と思わず、流れで書いてしまいましたが、他にオファーが入るまで、本当に差し上げます。どうぞよろしくお願いします。

【2005/08/10 14:24】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑

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