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シアトル在住 不動産屋の日常あれこれ

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Mariko Mitsui

Author:Mariko Mitsui
東京出身。ご縁があってアメリカ・シアトルにて不動産仲介業を経営、雇われ社長ですが雑用もこなします。在米10年。親業はまだ数年。息子二人、柴犬二匹、夫とシアトル郊外にて在住。

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Carbon Monoxide Alarmsの設置義務化
かなりのご無沙汰です。

4月からCARBON MONOXIDE ALARMS(一酸化炭素探知器)の設置が義務化されました。
この設置は一般住宅であれば、新築・中古、またガスの利用有無に関係なく、コンドミニアムでも設置が義務付けられています。設置する場所は以下の通りです。(MLSより抜粋)

The building code (WAC 51-51-0315) requires that an alarm be installed:
(1) outside of each separate sleeping area in the immediate vicinity of each bedroom
(2) on each level of the dwelling
(3) in accordance with the manufacturer's recommendations

The building code also requires that single station carbon monoxide alarms comply with UL 2034. 2 There are no exceptions for properties that do not have fuel-fired appliances or an attached garage. The alarms may be battery operated and can be purchased for as little as $25 from a variety of sources.

契約上はクロージングまでに・・ということだったのですが、実は落とし穴が・・。

今日のミーティングでとあるローン会社からの規定(ポリシー)変更のお知らせがあり、アプライザル時にこの探知器が付いていないことがわかったら、再度、クローズまでに確認しにくるという警告をつけられ、その再確認費だけで150ドル・・。25ドルくらいで買える探知器のために150ドル払うはめになるそうです。

誰が払うの〜!?ということで今、私が取引しているエージェントへ一斉にこの情報を流したところ、ある一人のエージェントが焦って連絡。

「うちのアプライザル、明日だよね!?間に合わないってば!」

ですよね・・。どうしましょう。明日、二人とも同じエリアで朝一でアポイントがあるため、私も出来ることならとお手伝いするということになりました。

明日は脚立を持って出勤か・・。今日は近所の誤通報で、空き家の売り物件に立ち会った際、空き巣と間違えられて警察に囲まれるわ、同僚には「君の人生はエキサイティングだね。」といわれたのですが、全くその通り・・。寿命が縮まります。

ちなみに毎年、アメリカでは500人くらいの方がこの一酸化炭素中毒で亡くなられているようです。匂いや色もないのが厄介ですね。ペットや子供たちが一番被害に遭いやすいのも特徴的です。

売り出す予定に関係なく、皆さんのお宅でもこの一酸化炭素探知器の設置をしましょう。よろしくお願いします。
carbonOx.jpg
【2012/04/24 18:44】 | Sale | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
結局は人となり・・ですね。
すっかりこちらのブログはご無沙汰していました。

一番忙しい春の真っ最中。まぁ、色々あります。人生色々、契約色々。

先日、タイプの違う二人のエージェントに契約のキャンセルを送りましたが、全く逆の反応でびっくり。

同じアプローチです。「今回はご縁がなく申し訳ない。万が一、こちらの状況が変わったらまた是非お取引をさせていただきたい。」

一人は「お前らなんか二度と家の敷居をまたぐな!」

契約をホールドしたのはたったの2日ですし、まだたくさんのキャンセルできる機会があり、正直、理由はそれにしてもよかったのですが、正直にこちらの理由を言ったらエライ怒られたケース。次回からは少しおりこうさんになります。

もう一人は本当によくしてくれていて、いつも僕が何とかするからと、絶対にその期待以上の結果を出してきてくれていたので、今になって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、こちらはどうしても動かせない問題があり、敢え無く。。

「仕方ないよね。全員、努力をしたさ。もちろん、また君と取引をしたいよ。お互いにプロフェッショナルだから前を向いていこう。そちらもがんばって。」

(リップサービスだとしても)とっても心温まるお返事。よかった・・。

アシスタントとも話していましたが、この業界に稀に見る「まとも」なエージェントです。前述みたいなエージェントが8割くらいかな(笑)。

文化や人種が違くても、やっぱり最後は人となりがベースでビジネスが成り立つことを改めて学びました。

最初の人からは反面教師として、2番目の人からは窮地に追い込まれても、平常心を保つことがどんなに大切かを学ばせていただきました。

私も「まとも」部類に入るようまだまだ修行が必要です(喝)。
【2012/03/19 19:22】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
若干例外、ここにいます。
今日は日本からのお客様を迎え、わが社のCFOと支店長とミーティングをするチャンスがありました。

こうして特別なことがない限り、滅多に揃わない面子ですが、意外に緊張することもなく(ちょっとはしたほうがよかったかも)ミーティングを終えることができました。

特に印象的だったのは、「どうしてうちには、トップエージェントが勢ぞろいしているのか。何か特別な教育をしているのか。」の問いに意外な答え。

これはうちの支店長がものすごく、人一倍気をつけていることらしいのですが、社風を大事にしているとのこと。

何もトップエージェントだけを集めているのではなく、まずうちの社風に合うかどうか。他の人と惜しみなく協力し合えるかどうかがポイントだそうです。

他社に行ったことがないのでよくわからないのですが、会社によっては個人個人を競わせて、返ってお互いを擦り減らせてしまい、会社全体としての売上を伸ばせないところもたくさんあるようで。

そういった代々続いた家庭的であり、且つ斬新なビジネス理念を徹底的に全体へ刷り込ませるというのは、いかに大事かを再確認させてくれました。

この会社に入って本当によかった・・と思えた瞬間。

それから、私を雇った際にも意外な秘話が。

「最初、まりこは”私にできるかしら!?”とかイジイジばかりしていて、シャイだし、この子はあまり期待できないなぁ、というか、そういうパワーがない子はわが社には無理と思っていて。。最初は全くといっていいほど、リマークしてなかったんだけど、1年目でいきなりプレジデント賞取ったのよね?そうそう、この間話していたのは、この子のことだったんです。」と隣にいるCFOへ確認・・。(いや、今更確認しなくても・・)

「今はおかげさまで、全然、その面影すらないですけどねっ!」

といったら笑われました。10年一昔。

弊社をまともに面接していたら、絶対に受かってなかった存在だったみたいです。たまたま、トップエージェントのアシスタントをしていて、そのおこぼれ的存在で入れてもらった・・というのは覚えていますけど。

振り返ると、本当にこの会社には色々と育ててもらった恩義が多々あります。もちろん、家一軒買えるくらいの代償を払っていますが(笑)それ以上のリターンはありました。生きる糧を学んだというか。

One client at the time
One broker at the time
Family, friendly, cooperative and environmental

これがうちの会社の理念だそうです。しっかり伝わっている感触はあります。

私がこの会社に恩返しできるときが来るのかは、まだまだ未定ですがそうできるときが来るまで、もうしばらくいさせていただければと思います。

私を育ててくれた人、見守ってくれた方々に心から改めて感謝。
【2012/02/24 22:26】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
インスペクターの倫理
今日はワシントン州で唯一、日本人のインスペクターとしてご活躍されている、Square Dwellの西澤さんが、わざわざご挨拶に来ていただきました。多くのインスペクターがそうであるように、西澤さんも以前は建築業に従事されていた経歴をお持ちです。

「建物を客観的に見て判断し、本当の建物の価値を見定め、お客様をハッピーにする。」という理念をお持ちで共感しました。

ワシントン州の規定では、インスペクターがその場で修繕の見積り予測をしてはいけない、不動産業者への癒着を目的とするキックバックは禁止、ここまでは私も知っていましたが、この他に自分がインスペクションした物件は1年間、触ることができないという規定もあるようです。これは故意に欠陥を見つけて修繕依頼を受けることを防止した策だとか。

当たり前の、ありえそうなことをしっかりと法で整備しているアメリカには、いつも感銘を受けます。色々な意味での「フェア」が社会に徹底している証拠をまた垣間見た気がしました。

来週はインスペクションが2件。春も一気に通り過ぎていきそうな勢いです・・。

(いやぁ、やることがいっぱいあるのですが。)
【2012/02/10 14:29】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
今年初になりそうです。
日本から戻って早1週間。段々、調子を戻しつつありますが、まだボケている部分もあるかと・・。(前からですけど。)

昨日、遅くまで準備した、お見積もり依頼のプレゼンは、今朝、無事終わりました。

お客様は、私の大事な友人から、大事な人なのでということでご紹介された、素敵なアメリカ人のおばあさん。

多分、私の母より年上のはずだけど、すごく頭の切れる女性でした。

昨晩準備したプレゼン資料はそのほとんどが使われぬまま、予想通りマーケティングや市場の動きを中心にディスカッションしましたが、あのお年でビジネスライクに会話を理解してくださるのは、とっても珍しいですし、ありがたいことです。

紹介してくれたお友達が一緒に同席してくださったおかげで、終始緊張せず、和やかに過ごせました。(なにを隠そう、緊張派なもので・・)あとからその友人が、「仕事のときって全然違うんだね〜!」と・・。普段の私って一体どうなんでしょうか!?

ただ、他社さんともお話をされているし、価格も似たり寄ったり(私のほうが低いくらい)しかも私からは、あれこれと売り出すにあたり注文つけられたので、ちょっと厳しかったかなぁと思いましたが、先ほどお電話をいただき、私にお願いしたいとのことで、ありがたく・・。ほっと一息です。

後から友人から電話があり「どうして(私に)決めたかわかる?」と言われたのですが、意外なことでした。

「引越しの話をしていたとき、自ら手伝いますって言ってくれたのがうれしかったんだって・・。」

え〜そんなことで!?と思いましたが、お客様によって何が大切か、それぞれ違うんだなぁと痛感。

もう、こういうプレゼンテーションを10年間のうち、何十回とやらせていただいていますが、相手が違うがゆえに、決して慣れるということはなく、むしろ例え契約が取れなくても学ぶことが多いです。

今回も貴重な体験をさせていただいた上に、こうしてご縁をいただき、さらに感謝。

とはいえ、まだまだ契約をいただけただけでは、スタート地点にも立たせてもらってません。

今年初の売り物件になるので、気合を入れてがんばります。
【2012/01/31 14:33】 | Business | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑

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